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春日良一五輪アナリスト

長野県出身。上智大学哲学科卒。1978年に日本体育協会に入る。89年に新生JOCに移り、IOC渉外担当に。90年長野五輪招致委員会に出向、招致活動に関わる。95年にJOCを退職。スポーツコンサルティング会社を設立し、代表に。98年から五輪批評「スポーツ思考」(メルマガ)を主筆。https://genkina-atelier.com/sp/

【追悼】「選挙運動で聖火リレーを!」行動力あるアイデアマンだった猪木さんは、理論的で哲学的な人でもあった

公開日: 更新日:

 17年に「生前葬」の興行を行った際、「これでアントニオ猪木も死んだのですね」と声をかけると、「人間は生きるために死ぬんだよ」と哲学的なことを言ったりもした。その生前葬でも最後に、「世界が平和になりますように」と挨拶し、「行くぞー!! 1・2・3、ダーッ!!!」と絶叫した猪木さん。生命力の塊のようだった在りし日を思う。猪木さんは生きるために目を閉じたのだろう。ご冥福を祈りたい。

(春日良一/五輪アナリスト)

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