石川遼が約3年ぶりツアーV 30代の彼が勝つことで若手とベテラン双方に相乗効果が
冷静に自分のゴルフを分析でき、プレースタイルを徹底していました。
もちろん風の中で曲げるミスもあり、プレーオフでの戦い方にも修正すべきポイントはあります。
男子ツアーは若手が活躍しだし、30代の石川が勝つことで若手とベテラン双方に相乗効果が生まれ、男子ツアーの活性化につながることを大いに期待したいものです。
■プロの命運を左右するパット精度
女子ツアーは今季2戦を残し、4勝目を挙げた21歳と若い山下美夢有の年間女王が決まりました。
シーズン前半は西郷真央に勢いがありましたが、入れ替わりが激しくなっています。ショットの精度は変わらないのですが、差がつくのはやはりグリーン上です。パッティングに不安があれば、成績も足踏みしてしまいます。
パットは一日寝たら別人、と言われるぐらい好調をキープするのが難しい。
感性の部分が大きく、プロならだれでも自分に合ったルーティンを決めて練習に取り組んでいます。しかし練習したからといって、すぐに成績には結びつかず、微妙なタッチのずれが大きく響くことがあります。