“投手クセ盗みの天才”京田陽太のDeNA移籍は大正解! 強制送還されたハマスタとは相性◎
「驚いた半面、うれしい気持ちもありました」
5日、交換トレードで中日からDeNAに移籍した京田陽太(28)が入団会見でこう話した。
「事件」は今年5月に起きた。横浜でのDeNA戦で内野ゴロを安打にしたプレーが立浪監督の逆鱗に触れた。直後の攻撃で代打を送られ、「戦う顔をしていない。今すぐ名古屋に帰れ」と二軍行きを命じられた。
この一件が影響したのか、プロ1年目から昨年までの5年間、毎年100試合以上に出場していたものの、今季は43試合の出場にとどまった。
京田にとって「事件現場」となったハマスタは好きな場所でもある。113試合に出場した昨年、横浜スタジアムでは打率.278。古巣のバンテリンドーム(.245)よりも当たっている。
会見でも「もともと横浜スタジアムは好き。相性も良かった。自虐ネタになりますけど、強制送還されたところにまた戻ってきた。楽しみです」と笑っていた。
■“特殊能力”で相手投手を丸裸