プロ野球で外野手モテモテの謎…ソフトB入り近藤健介「7年50億円」筆頭に厚遇更改ズラリ!
今年のドラフトも外野手が人気を集めた。阪神の岡田監督が「右打ちの外野手」を渇望し、1位で中大の森下翔太を指名するなど、ドラフト3位までの上位36人中、外野手は投手の18人に次ぐ9人を占めた。それだけ外野手が不足している球団が多いということだろう。
アマ球界に詳しいスポーツジャーナリストの田尻賢誉氏はこう言う。
「外野手や一塁手は守れるポジションが限られるため、よほど能力が高くない限り、ドラフトで高評価を得ることが難しい。能力が高い選手は投手や遊撃をやる。左利きか、内野ができない選手が外野を守る。以前はそんな傾向があったが、最近はポジションにかかわらず、純粋に『打てる選手』が評価されるケースもある。2017年ドラフトでは一塁手の清宮(早実=現日本ハム)に7球団が1位で競合。注目度の高さも加味されたものの、来秋ドラフトでも一塁手の真鍋(広陵)や佐々木(花巻東)らが打撃を買われ、一定の評価を得ている」
清宮や真鍋、佐々木は外野手ではないが、彼ら同様、打つ能力にたけた外野手が高く評価されているようだ。