著者のコラム一覧
太刀川正樹ジャーナリスト

1946年、東京生まれ。国際ジャーナリスト。早稲田大学教育学部英文科在学中、韓国国立ソウル大学語学研究所へ留学、韓国語を学ぶ。講談社の日本語版「ペントハウス」ニューヨーク特派員などを経験。著書・訳書に「政権交代」「平壌十五号官邸の抜け穴」「オリンピック30年」など。

【The year of Shohei Ohtani】ロイター通信記者は今季のMLBを予測して「今年は大谷の年になる」と断言した

公開日: 更新日:

 ロイター通信のジョシュア・ドナルドソン記者が昨年大晦日の12月31日付で今季のMLBを予測したフレーズだ。米メディアの大多数、いや99%が「2023年はオオタニの年」と断定している。同記者は言う。

【写真】この記事の関連写真を見る(20枚)

「オオタニの二刀流の稀有(けう)さは理解されていなかった。驚いたことに、大谷の収入は実力やスキル全体が反映されたものではなかった(Surprisingly though, Ohtani's wages do not reflect his skillset)」

 “though”が文末にくると、「……けれども」「……だけど」を意味する。ネーティブがよく使う言葉。

「エンゼルスはオオタニに関するブランド商品を派手に売りだして、信じられないほど儲けた(incredibly lucrative)。オオタニにとっては、大型契約と同時に試合に勝つという精神力(a drive to win)が重要だ。もし、今季半ばまでエンゼルスの落ち目(不振)傾向が続くならば(If their slide shows no sign of abating)、オオタニの出発(departure=エンゼルスとの決裂)は最もありそうな結末となる(departure seems the likeliest outcome)」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇