エンゼルス下馬評まずまずも大谷は負担増…「ヒリヒリ」できるかは“9月の壁”越えがカギに

公開日: 更新日:

 大谷翔平(28)のエンゼルスが下馬評で好位置につけた。

 米スポーツ専門チャンネルESPNは日本時間20日、オフの補強状況から今季のパワー(戦力)ランキングを発表。30球団中16位ながら、昨年末に大リーグ公式サイトが予測した17位を1つ上回った。ア・リーグ西地区では昨季のワールドチャンピオンで全体1位のアストロズ、同10位のマリナーズに次いで3位に入った。

 記事によると、ペリー・ミナシアンGMはローテーションと強打者3人(大谷、トラウト、レンドン)が9月まで機能すれば、ポストシーズン進出も不可能ではないと計算しているそうだ。

 昨季からポストシーズンに進出できるのは、両リーグとも「各地区の優勝3チーム」と「2位以下の勝率上位3チーム」の計6球団に拡大した。つまり、レギュラーシーズン地区3位でも、他地区の2位以下の勝率を上回ればプレーオフ進出は可能だ。

 エ軍のレギュラーシーズン突破には言うまでもなく二刀流の働きは欠かせないが、不安は尽きない。大谷はミナシアンGMが見据える9月にパフォーマンスが低下する傾向にあるからだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…