岡本和真を待つ「2つの苦難」…巨人では主将の重責、侍Jでは山川らとの一塁争い激化

公開日: 更新日:

 3月のWBCを戦う侍ジャパンの正一塁手争いが激化しそうだ。

 昨季のパ・リーグ本塁打王・山川穂高西武)が22日、沖縄で行っている自主トレを公開。出場が内定しているWBCについて「世界一を取るだけ」とキッパリ言った。

 さらに虎視眈々と正一塁手の座を狙うのが、こちらも内定している巨人岡本和真(26)である。さる球界関係者がこう言う。

「岡本は三塁が本職だが、侍ジャパンには昨季の三冠王・村上宗隆ヤクルト)のレギュラーが確定している。だから、岡本は巨人のキャンプで一塁の練習を多く行うようです。巨人では戸郷、大勢の投手2人と捕手の大城以外で唯一となる野手の選出。常連組の坂本勇人もメンバーに入っていないし、侍Jでもレギュラーとして常時出場して欲しいという巨人ファンの期待は大きい。現状は分が悪いとの見方が強いため、キャンプ中はほとんどファーストミットを持っているかもしれません」

 昨年11月の強化試合では二塁のDeNA牧秀悟も一塁を守り、栗山監督の高評価を得ていた。同じく二塁が本職のヤクルト・山田哲人も一塁へ回る可能性があるため、厳しい戦いが予想される。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…