栗山監督が阪神球団事務所を電撃訪問 日本代表への“トラウマ”抱く岡田監督への深謀遠慮
「こっち(キャンプ)ではショートはやらせへん。セカンドでやるわけやから、今年は」
先日、阪神の岡田彰布監督(65)が、侍ジャパン入りが内定している中野拓夢(26)について、こう言った。
岡田監督は昨季まで遊撃が定位置だった中野を今季から二塁へコンバートする方針だが、中野が3月のWBCメンバーに招集されたことで、ややこしくなった。
「代表の栗山監督は、中野を主に遊撃・源田(西武)のバックアップとして考えている。二塁は山田(ヤクルト)、牧(DeNA)という代表の中心選手がいますからね。中野が二塁を守る機会は少ないでしょう。中野は昨年11月に行われた侍Jの強化試合に出場していますが、今回出場を辞退した今宮(ソフトバンク)、坂本(巨人)の代役という位置づけ。試合出場の機会すら少ないとみられています」(放送関係者)
だからだろう、ネット上では阪神ファンを中心に、「今宮や坂本の尻拭いをさせられるのは納得いかない」などと、中野が侍入りすること自体に否定的な声が少なくない。