誠也WBC辞退で栗山監督の“危機管理能力”欠如浮き彫り 代役・牧原も左打ち、右打者不足は深刻

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 さらに関係者によれば、予備登録されている50人の中にソフトバンクの外野手・柳田が入っていないという。メンバー選考の段階で、首、左肩、アキレス腱などに痛みを抱えながらプレーをしていたことを理由に「そこ(WBC)で身も心も100%に持っていけない」と固辞された経緯があるだけに、50人に入れにくかったのかもしれない。巨人OBで元投手コーチの高橋善正氏(評論家)がこう言う。

「柳田はソフトバンクのメンバーとして25、26日の壮行試合に出場していて、コンディションは良さそうだった。昨年12月の招集の段階で抱えていた不安も、2カ月経った今なら拭えているかもしれない。せめて『ケガ人が出たり、緊急事態の時は助けてくれ』と頼み込んで50人の中には入れておくべきだった。鈴木の辞退で栗山監督の危機管理能力のなさが浮き彫りになった格好です」

■タイブレークで松原が犠打の意味不明

 指揮官の采配も問題視されている。

 25日のソフトバンク戦でタイブレークの練習を行った際、無死二塁のしびれる場面で送りバントを決めたのは、なんと外野のサポートメンバーで9番に入っていた巨人・松原だった。

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