日系の侍戦士ヌートバー注目度うなぎ上り! 打球速度は大谷級のポテンシャル

公開日: 更新日:

 ヌートバーは「攻撃でも守備でも全力でプレーするしかない。翔平みたいなプレーでチームに貢献して、優勝することしか考えていない」と話したが、WBC本番では高いポテンシャルを発揮しそうだ。

 昨オフにはエンゼルス・大谷翔平(28)も契約するトレーニング施設「ドライブライン・ベースボール」で練習を重ねてパワーアップに成功。同施設が誇る最新の機器で計測した結果、打球速度は昨季終了後の166.6キロから175.7キロまで上がったという。

 米メディアによれば、昨季の最高打球速度は181キロ。単純に比較できないものの、大谷がヌートバーと同じ25歳だった渡米2年目の185キロと比べても遜色ない。スイングに力強さが増したヌートバーの強烈な打球は対戦相手を脅かしそう。

 故障で離脱したカブス・鈴木誠也(28)に代わる外野の要として期待されるように、守備にも定評がある。どれだけの失点を防いだかを示すUZRは一昨年の1.5から昨季は4.9とメジャー平均の5.0近くまで向上。補殺や進塁阻止を示すARМは5.3とエリートレベルだ。守備力では誠也と比べて見劣りしないのだ。

 日系外野手は「優良助っ人」なるかもしれない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇