日系の侍戦士ヌートバー注目度うなぎ上り! 打球速度は大谷級のポテンシャル
ヌートバーは「攻撃でも守備でも全力でプレーするしかない。翔平みたいなプレーでチームに貢献して、優勝することしか考えていない」と話したが、WBC本番では高いポテンシャルを発揮しそうだ。
昨オフにはエンゼルス・大谷翔平(28)も契約するトレーニング施設「ドライブライン・ベースボール」で練習を重ねてパワーアップに成功。同施設が誇る最新の機器で計測した結果、打球速度は昨季終了後の166.6キロから175.7キロまで上がったという。
米メディアによれば、昨季の最高打球速度は181キロ。単純に比較できないものの、大谷がヌートバーと同じ25歳だった渡米2年目の185キロと比べても遜色ない。スイングに力強さが増したヌートバーの強烈な打球は対戦相手を脅かしそう。
故障で離脱したカブス・鈴木誠也(28)に代わる外野の要として期待されるように、守備にも定評がある。どれだけの失点を防いだかを示すUZRは一昨年の1.5から昨季は4.9とメジャー平均の5.0近くまで向上。補殺や進塁阻止を示すARМは5.3とエリートレベルだ。守備力では誠也と比べて見劣りしないのだ。
日系外野手は「優良助っ人」なるかもしれない。