岡本和真が侍J正一塁手に急浮上! 2戦3安打4打点と打撃好調、誠也辞退も後押し
■クリーンアップを任せる可能性も
対照的に山川は2戦で計4打数無安打に終わった。さる球界関係者がこう言った。
「岡本が左翼を守ったことが話題になるけど、そもそも一塁も4年ぶり(2019年に116試合)。それでも首脳陣は、岡本の内野の守備力の高さを評価している。ここにきて鈴木が辞退したことで、中軸を任せられる右打者の重要度も増した。栗山監督は打撃の調子の良さを買って岡本を一塁で起用するようです。村上の後の5番などクリーンアップを任せる可能性もあります」
三塁だけでなく、代表では一塁、左翼の準備も進めてきた。岡本の左翼での起用について、清水外野守備・走塁コーチは「基本は考えていないけど、そういうこともできるのは強み」と話していた。
岡本は自慢のバットで一塁の座をゲットした格好で、鈴木の代役として「右の大砲」の役割を担うことになりそうだ。