第95回センバツ3.18開幕「初戦で散る高校・残る高校」恒例の完全予想!
記念大会のため、例年より4校多い36校が出場する第95回センバツ高校野球大会(18日開幕、甲子園)の組み合わせ抽選会が10日に行われ、初戦の対戦相手が決まった。昨秋の明治神宮大会で連覇を達成した大阪桐蔭は敦賀気比と対戦。昨夏、東北勢として初めて甲子園大会を制した仙台育英は慶応と激突する。対戦相手が決まった初戦16試合の勝敗を占った。
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【第1日=18日】
第1試合は昨秋の関東大会を制した山梨学院が最速145キロの好投手ハッブス擁する東北に勝つ。第2試合は2年連続出場の高知が北陸を下す。第3試合は大垣日大と沖縄尚学が激突。高校野球に詳しいスポーツライターの美山和也氏がこう言う。
「沖縄尚学は最速145キロのエース・東恩納が中心ですが、出場校中トップのチーム打率.407の強力打線は、1番の知花が同.676と打ちまくって引っ張っています。比嘉監督も『飛ばす力もミート力も1番』と絶大な信頼を寄せていて、東恩納一人のチームではありません。九州大会4試合で2失策と守備も固く、明治神宮大会で夏の甲子園で優勝した仙台育英をあと一歩まで追い詰めた。対する大垣日大は『鬼』と恐れられた阪口監督の孫である高橋が在籍していることもあり、地元のテレビに一緒に出たり、今や『仏』になった印象。総合力で勝る沖縄尚学が勝つとみます」