大谷「調整途上」で164キロの反動 3.31開幕戦から中5日の“激務”ローテが待ち受ける
大谷はすでに日本時間3月31日の開幕戦(対アスレチックス)に投げることが決定済み。しかもネビン監督は今季のローテーションを中5日で回したいと話している。登板間隔はこれまで以上にタイトになるのだ。
「エンゼルスのモレノ・オーナーはいったん公言した身売りを撤回、今後も球団を保有する方針を明らかにした。これは売却額が想定した金額に届かなかったか、保有し続けることで価値がさらに膨らむと読んだか、いずれかでしょう。どちらにせよ、いま以上に球団の価値を上げたいのは明らかで、オフに例年以上の補強をしたのも勝つためです」とは現地特派員。
だとすれば、エース兼主砲の大谷はなおさら開幕から投打のフル回転が求められる。実績あるメジャーリーガーの多くは通常、腹八分で開幕を迎えて尻上がりに調子を上げていく。開幕からフルスロットルでは、シーズン終盤やプレーオフで息切れしてしまうからだ。「調整途上」と言いながら、開幕前からエンジン全開の大谷は反動が心配だ。