西武ドラ6新人・児玉亮涼が活躍も…首脳陣が何よりも恐れる「所沢遊撃隊」再結成

公開日: 更新日:

 西武OBは「遊撃隊とは上手く言ったものですよ」と、笑いながら話す。

「浅村(現楽天)や外崎、金子などは打撃面では合格も、守備がイマイチ。永江は守備こそ特A級だったが、バッティングは話にならなかった。ただ、彼らにも擁護の余地がある。前任者の中島は守備はそれなりで、打撃は球界トップクラス。中島が抜けた穴が大きすぎて、当時の首脳陣も後任者に求めるハードルが高くなっていた。『欠点には目をつぶって育てよう』という根気がなかったのも事実です」

 結局、13年から4年間は正遊撃手不在。16年ドラフトで源田が加入し、ようやく中島の穴が埋まった。

 何にせよ、当面は児玉の活躍次第。遊撃隊再結成だけは首脳陣も願い下げだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…