西武ドラ6新人・児玉亮涼が活躍も…首脳陣が何よりも恐れる「所沢遊撃隊」再結成
西武OBは「遊撃隊とは上手く言ったものですよ」と、笑いながら話す。
「浅村(現楽天)や外崎、金子などは打撃面では合格も、守備がイマイチ。永江は守備こそ特A級だったが、バッティングは話にならなかった。ただ、彼らにも擁護の余地がある。前任者の中島は守備はそれなりで、打撃は球界トップクラス。中島が抜けた穴が大きすぎて、当時の首脳陣も後任者に求めるハードルが高くなっていた。『欠点には目をつぶって育てよう』という根気がなかったのも事実です」
結局、13年から4年間は正遊撃手不在。16年ドラフトで源田が加入し、ようやく中島の穴が埋まった。
何にせよ、当面は児玉の活躍次第。遊撃隊再結成だけは首脳陣も願い下げだ。