そんな清宮が避けて通れないのが、同学年で三塁手のヤクルト村上宗隆の存在だ。ともに「大砲候補」の看板をぶら下げて2017年のドラフト1位で入団。メディアやファンから比較されてきた。それが片や昨年の三冠王。本人も大きく水をあけられたライバルを意識しないはずがない。
「同じ年にプロに入ったから(比べられるのは)しょうがない。自分でも避けては通れないと思っています。でも、このままでいいとはまったく思っていません。負けない気持ちを持ってやっています」(清宮)
清宮の三塁起用は眠れる大砲候補のライバル心を刺激する狙いもあるのだろうが、果たして……。