中日ケガ人続出は「人災」か…エース大野雄大まで左肘手術で長期離脱の緊急事態
痛いどころの話ではない。
中日のエース・大野雄大(34)が12日、左肘遊離軟骨(ねずみ)の除去手術を行うことを発表。4日のヤクルト戦で今季初先発し、7回1失点と好投していたものの、9日の練習後に患部に水が溜まって腫れ上がり、肘の曲げ伸ばしができなくなったという。
遊離軟骨は8年ほど前から抱えていたそうで、今オフにも手術を行うつもりだったが、予定を前倒しするハメになった。
開幕直後のエースの緊急離脱でチームは一気に苦境に立たされ、この日の広島戦は中2日で福谷が先発。ローテは早くもスクランブル状態だ。
それにしても中日はケガ人が多すぎる。キャンプで救援左腕の岡田俊哉が練習試合での投球時に突然、右大腿骨を骨折。オープン戦期間中には、立浪監督肝いりの新人二遊間コンビが相次いで故障した。ドラフト6位の田中幹也(亜大)が3月17日の楽天戦で、一塁走者としてけん制での帰塁時に右肩を脱臼して手術をすると、同じくドラフト2位の村松開人(明大)も、本職の二塁から遊撃に挑戦した直後、昨年2月に手術した右膝の違和感でリタイアした。