プロ初V蝉川泰果が比嘉一貴への憧れ語り…海外挑戦から「日本の賞金王狙い」に転向?
国内で賞金王になれば比嘉のようにマスターズに特別招待される可能性はあり、DPワールドツアー参戦の道も開ける。ただ、世界中のプロゴルファーはランク付けされており、蝉川は前週までWR290位。今回の勝利で223位にアップしたが、それでも200位台から抜け出すにはまだまだ時間がかかる。
これがメジャー優勝なら一気にWR25位前後に急浮上する。ちなみに今大会の優勝ポイントは5.4288でしかなく、先のマスターズで16位だった松山英樹が獲得したポイント7.5000よりも低いのだ。
蝉川はすでに昨年の日本オープン優勝資格で7月のメジャー「全英オープン」に出場できる。さらに「全米オープン」も来月行われる日本最終予選を上位通過すれば出場できる。国内で勝ち星を積み重ねても世界のトップクラスと認められるWR50位内入りは難しい。それより若いうちにチャンスを生かし、メジャー大会で高ポイントを稼ぐことに集中すべきだ。