渋野日向子ひさびさ大ギャラリーに緊張? 初日110位T大幅出遅れで2年連続予選落ち危機
【ブリヂストンレディスオープン】第1日
米女子ツアーからスポット参戦している渋野日向子(24)と西村優菜(22)。前週の大会に出場した西村は16日に帰国。時差ボケもあって、体調もゴルフの調子もいまひとつ。言い訳にはならないが、1オーバー58位Tの出遅れも仕方ないとみる向きは多い。
西村が今大会に出場したのは試合の日程上、日本で少しばかりゆっくりできることもあるが、「たくさんのギャラリーの前でプレーしたい、ファンの皆さんに会いたい」という思いからだ。
米国でも日本人ファンが会場で声援を送ってくれることはあるものの、その数は国内とは比較にならない。
一方、渋野は予想通りの大ギャラリーを引き連れながら、首位に12打差の5オーバー110位Tとボロボロ。
「単純に疲れました。(左手痛のため)練習できていないので、細かい感覚やタイミングがつかめなかった」(渋野)
今季国内初戦の渋野は、米女子ツアーの7大会はすべて最終日までプレーしている。昨年と同じく予選で姿を消せば、週末のチケットを買ったシブコファンはがっかりだ。
この日は、親交のある元ソフトボール東京五輪金メダリストの山田恵里氏がお忍びで観戦にきたことを喜んだが、久々の大ギャラリーにあがったのか、山田氏にいいところを見せようと力んだか。いずれにしても世界最高峰ツアーのメンバーが2年連続の予選落ちでは格好がつかないぞ。