ヨネックスLはわずか27H「歴史的超短期決戦」の笑止…日本女子プロゴルフ協会の大甘体質
【リシャール・ミル・ヨネックスレディス】
川岸史果(28)が佐久間朱莉(20)とのプレーオフを制して6年ぶり2勝目を挙げた3日間大会は、悪天候に翻弄されてドタバタ続きだった。
初日は台風2号による荒天のため中止。2日目はコース不良でスタート時間が遅れ、しかも濃霧により全選手がホールアウトできずにサスペンデッドになった。
そして最終日は第1ラウンドの残りを朝6時30分に再開し、10時に全選手がホールアウト。その後にセカンドカットがあり、2アンダー26位タイまでの33選手が11時からの最終ラウンドに進み、最後はハーフプレーで優勝を争った。本来の54ホール大会を半分の27ホールだけプレーさせて手際よく終わらせたのだ。
短縮とセカンドカット実施は初めてとあって中継アナが「歴史的な超短期決戦」と声を張り上げたが、こんな試合が行われているのは世界広しといえど日本だけだ。
「米国ではそもそも大会を短縮するという発想がありません」とLPGAツアー関係者がこう指摘する。