渋野日向子「いいところナシ」7オーバー134位T大幅出遅れ…“重症ゴルフ”で復調の兆し見えず
【KPMG全米女子プロゴルフ選手権】第1日
ボギーをたたいた直後にバーディーを奪うバウンスバックがプレースタイルの持ち味であり、笑顔と勢いで多くのファンを魅了してきた渋野日向子(24)だが、すっかり落ちぶれてしまった。
ホールアウト後の第一声は「いいところナシ」。
初日はボギーを積み重ねるばかりで、バーディーを一つも決められなかったから当然だろう。
2番パー4で3パットボギーが先行。続く3番パー4はティーショットが右ラフにつかまり、2打目は左バンカーへとショットが乱れ、3打目もピンに寄せられずに連続ボギーだった。
そして9番パー3は1打目をグリーン左ラフに外すと、ショートサイドからのアプローチをミスしてボギーとなり前半は3オーバー。
■バーディーなし、3パット5回
折り返して12番パー3からは4連続ボギーと崩れるいっぽうで歯止めが利かなかった。こうなると、何もかもうまくいかなくなる。上がり18番パー5は2オンに成功しながら1.5メートルのバーディーパットも決められず、ただの“3パットパー”だった。なにしろ、3パットが5回もあった。