ソシエダ久保建英 セリエA王者ナポリに「31億円移籍」現地イタリア報道これだけのウソ
スペイン1部ソシエダに所属する日本代表FW久保建英(22)の周辺がかまびすしい。
イタリア大手メディア「ガゼッタ・デロ・スポルト」が、今季セリエA優勝のナポリが「久保獲得を狙っている」と報じると、スペイン有力メディア「AS」が「ナポリは移籍金31億円を用意」と書き立てた。久保が一躍今オフの移籍市場の話題の主となったのだ。
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スペイン「AS」によると──。右サイドアタッカーのメキシコ代表FWロサーノが、サウジアラビアに移籍する可能性大なので「戦力補強として久保を真っ先にリストアップ」したという。ナポリのフランス人新監督ガルシアが、日本人選手に好印象を持っていることも、移籍情報の信ぴょう性を高めた。
マラドーナ時代の89-90年シーズン以来のセリエA優勝の立役者となったイタリア人監督スパレッティが22-23年シーズン限りで退団。後任のガルシアは母国の強豪マルセイユを率いていた時に元日本代表DF酒井宏樹(現浦和)を重用。日本人選手の俊敏性、献身性などを熟知している。