日本ハム・新庄監督「続投宣言」は信用ならない 言うことがコロコロ変わってきた男
「記者に漏らした来季続投への思い」
「来季続投への意欲初めて示す」
日本ハムの新庄剛志監督(51)について、各スポーツ紙がこぞってこう報じている。
27日の西武戦前、報道陣に対し、「オレは、マックス3年」「(選手を)完全燃焼させたい」と、来季について言及したという。
■万波は14本塁打で覚醒間近だが…
このところの日本ハムは好調だ。開幕ダッシュの失敗から盛り返し、5月中旬から4位をキープ。選手起用もハマっている。ソフトバンクにFA移籍した近藤の人的補償で獲得した田中を抑えに抜擢すると、今や守護神に定着。先発転向させた北山は4勝、アンダースローに矯正した鈴木は6勝。何より我慢強く使ってきた万波がリーグトップの14本塁打を放つなど覚醒しつつある。新庄監督が率先してやってきたことが実になりつつあるのは確かだ。
新庄監督は1年契約だが、就任時に複数年契約を提示されている。続投は既定路線とされる一方で、チーム周辺では「最終的には球団が判断することとはいえ、本人が本当に続投するつもりなのかどうかはわからない」との声が出ている。