日本ハム・新庄監督「続投宣言」は信用ならない 言うことがコロコロ変わってきた男
そもそも、新庄監督に一般人の言う「常識」は通じない。48歳でイチから体を鍛え直してのトライアウト挑戦など、型破りな言動は枚挙にいとまがない。
球団内では就任直後から「複数年契約を断ったのは、1年で辞めるつもりではないか」、1年目は59勝81敗3分けで最下位に終わり、2年目も開幕ダッシュに失敗。「シーズン中にサジを投げるんじゃないか」とみる向きさえあった。
ただでさえ新庄監督は言うことがコロコロ変わる。就任直後に出版した自著「スリルライフ」(マガジンハウス)では、「2年目は勝ち癖をつけ、3年目で優勝争いをする」「すべてがうまくいったとしても最長4年」と書いていたが、同時期に出演したイベントでは「3年も4年も監督をできない。2年くらいの集中型でやりたい」とアッサリ前言を撤回。今季の開幕前にしても、「開幕20連勝を目指す」「開幕戦で負けたら男じゃない」と大見えを切ったものの、初戦の楽天戦を落とすと「開幕戦は勝てば大きいけど、負けてしまえば、たかが1試合」と開き直っていた。
チームが勢いに乗る今は前向きなことを言ったとしても、再びチーム状態が落ちこめば、「やっぱりやーめた」となりかねないとみる関係者は少なくない。