日本ハム↔中日トレード組すぐに活躍 阪神・岡田監督「補強言うんか、この時期」発言見返す
中日から日本ハムにトレードされた郡司裕也(25)が、6月30日のオリックス戦で先発・山本由伸から移籍後初安打を放った。その郡司と交換となった宇佐見真吾(30)もDeNA戦の八回に代打で出場すると、値千金の同点適時打を放ち、これで9打数6安打の打率.667となった。
トレード組の活躍はこれにとどまらず、この日は同じく中日から日ハムにトレードされた山本拓実(23)も移籍後初登板。最速152キロをマークし、1イニングを無失点に抑えるなど移籍先で鮮烈なデビューを飾った。
このトレードで思い出されるのが、阪神の岡田監督だ。「なんやアレ。よう分からんよ。補強言うんか、この時期に」と他球団のトレードを揶揄するような異例の発言をしていたが、両軍の選手ともにすぐに一軍で起用され、結果を出している。
ちなみに、宇佐見は試合にこそ敗れたものの、直近の阪神戦2試合で計4安打。口は災いのもと……とならなきゃいいが。