原監督の続投は山﨑伊織の“突き抜け”次第? 巨人オーナー「若手の活躍に期待」の意味深

公開日: 更新日:

 投手で可能性のある若手は、この山﨑伊織である。さる球界関係者がこう言った。

「昨年も5勝しているから新星とは言えないけど、後半戦で2ケタ勝利を挙げてチームの逆転優勝に貢献すれば、現在打率が3割台(.301)で、この日本塁打を放った秋広と、山﨑伊の投打の2人を抜てきして主力クラスに育てた原監督の株は上がる。3年契約2年目ながら、チームは4位に沈んでいることもあり、来季の去就は流動的といわれる。シーズンの結果同様、若手を何人引き上げたかも重要な参考資料になるから、山﨑伊は後半戦、フル回転することになるでしょう」

 山口オーナーは通算17年目の原監督について「お任せしているわけだから。ここまで態勢を整えてきているから、さらにこれから頑張ってほしい」と信頼を口にしたものの、来季18年目のシーズンも指揮を執れるかどうかは、この3年目右腕にかかっていると言っても過言ではない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    岡田阪神は「老将の大暴走」状態…選手フロントが困惑、“公開処刑”にコーチも委縮

  2. 2

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  3. 3

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  4. 4

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  5. 5

    中日・根尾昂に投打で「限界説」…一軍復帰登板の大炎上で突きつけられた厳しい現実

  1. 6

    安倍派裏金幹部6人「10.27総選挙」の明と暗…候補乱立の野党は“再選”を許してしまうのか

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    79年の紅白で「カサブランカ・ダンディ」を歌った数時間後、80年元旦に「TOKIO」を歌った

  4. 9

    阪神岡田監督は連覇達成でも「解任」だった…背景に《阪神電鉄への人事権「大政奉還」》

  5. 10

    《スチュワート・ジュニアの巻》時間と共に解きほぐれた米ドラフト1巡目のプライド