大谷翔平「2桁勝利・2桁本塁打」の偉業も6戦ノーアーチ…一発量産を阻む飛距離低下の深刻

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前半戦から飛距離が6メートル低下

 今年7月1日のダイヤモンドバックス戦(アナハイム)で放った30号ソロ本塁打は、今季メジャー最長記録となる約150メートルをマーク。後半戦に入って同28日のタイガースとのダブルヘッダーでは第1試合で自身初の完封勝利を挙げ、第2試合で2本塁打を放つ史上初の快挙を成し遂げた一方で、今季も前半戦の約129メートルから123メートルと飛距離が6メートル落ちている。

 気候や球場の特性など条件は異なるため、単純に比較できないものの、後半戦は飛距離が伸びない傾向にあるのだ。

 今月1日の敵地アトランタでのブレーブス戦で大飛球を放ちながら、相手の中堅手にフェンスギリギリで「ホームランキャッチ」されたのも打球の伸びが足りなかったからだ。

 大谷はア・リーグの本塁打王争いを独走しているが、今後は相手の美技に阻まれたり、フェンス手前で失速するケースが増えるかもしれない。

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