ジャパンは出足の鋭い防御を強みにしようともくろむが…キックの攻防に課題あり
それならば、ボールを蹴り返さずにカウンターアタックを仕掛ける方法もあるが、効果的なアタックを実行するには、ある程度固めたメンバーで実戦を重ねることが必要。現状ではセミシ・マシレワ、ジョネ・ナイカブラといった“走り屋”の個人技に頼る部分が大きく、相手に脅威を与えるまでには至っていない。
W杯開幕まで1カ月を切った今、鍛えてきたディフェンスを強みにするためにも、キック処理の精度を上げることが求められている。 (つづく)