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永田洋光スポーツライター

出版社勤務を経てフリーになり、1988年度からラグビー記事を中心に執筆活動を続けて現在に至る。2007年「勝つことのみが善である 宿澤広朗全戦全勝の哲学」(ぴあ)でミズノスポーツライター賞優秀賞を受賞。近著に近著に「明治大学ラグビー部 勇者の100年」(二見書房)などがある。

ジャパンは出足の鋭い防御を強みにしようともくろむが…キックの攻防に課題あり

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 それならば、ボールを蹴り返さずにカウンターアタックを仕掛ける方法もあるが、効果的なアタックを実行するには、ある程度固めたメンバーで実戦を重ねることが必要。現状ではセミシ・マシレワ、ジョネ・ナイカブラといった“走り屋”の個人技に頼る部分が大きく、相手に脅威を与えるまでには至っていない。

 W杯開幕まで1カ月を切った今、鍛えてきたディフェンスを強みにするためにも、キック処理の精度を上げることが求められている。 (つづく)

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