西武・隅田知一郎が今季7勝目! 波佐見(長崎)の元エースが語っていた「夏の甲子園」
かつて真夏の甲子園を駆け抜けた球児たちは、プロでもあの日と変わらず躍動している。
そのひとり、西武の隅田知一郎(23)は昨17日の楽天戦に先発。初回に2点を先制されたものの、その後はヒットを打たれながらも粘り強く投げ、7回2失点で今季7勝目(7敗)を手にした。
こもる湿気で甲子園以上の暑さと言われる本拠地ベルーナドーム。116球を投げ、大粒の汗をぬぐった隅田が甲子園に出場したのは2017年の夏だ。
16年ぶり3回目の出場となった波佐見(長崎)のエースだった隅田は当時の思い出について先日、日刊ゲンダイにこう語っていた。
「一番印象的だったのは、ホテルですね。長崎県代表の学校が泊る宿舎。めちゃくちゃ豪華なホテルで、僕もチームメイトもすげえ、すげえと大興奮でした(笑)。波佐見の先輩の松田遼馬さん(当時阪神)からは、チームに出場記念のTシャツの差し入れもありました。プロに行った先輩からのプレゼントだったから嬉しかったです」
甲子園期間中は旅館やビジネスホテルに宿泊する学校もあるが、長崎県代表の宿舎は堺市にあるシティホテル。高校生が「すげえ」と興奮するのも無理はない。