“美白王子”丸田湊斗に早くも阪神らプロが熱視線! 背景に「家庭の事情」と「慶応ブランド」
慶応好きの球団と言えば、正力亨元オーナー、藤田元司、高橋由伸という監督経験者に慶大卒がいる巨人、東京六大学の神宮を本拠地とするヤクルト、慶大卒の高木大成氏がフロントの要職を務める西武あたりか。
「慶大卒は野球界にもたくさんいますが、広島とロッテも慶応色が強い。広島は、先代オーナーの耕平氏、現在の元氏、その甥でオーナー代行の一宏氏と3代が慶大卒というバリバリの慶応一家です。抑えの矢崎(16年1位)、左腕の長谷部(22年6位=トヨタ自動車)も慶大出身で、スカウトは慶大の選手を常に注視している。ロッテも、21年に親会社のロッテホールディングスの社長に就任した玉塚元一氏が慶大卒で、ロッテ球団のオーナー代行を務める。19年ドラフトの育成2位で慶応高、慶大卒の植田将太捕手を指名したのは、玉塚社長が就任する前なので、あくまで偶然ですがね」(NPB関係者)
昨1日は、慶応ナインが地元の横浜市役所で行われたセレモニーに参加。U18に出場中の丸田は参加できなかったが、山中竹春横浜市長は野球部が掲げる「エンジョイ・ベースボール」は「流行語大賞もあると期待しています」と、称えた。4年後のドラフトでは阪神を中心とした丸田争奪戦が繰り広げられるかもしれない。