岡田阪神18年ぶり「アレ」の経済効果はWBC侍J超え! 第一人者がはじき出した驚きの試算
と、分析。改めて宮本名誉教授に聞くと、こう言った。
「物価高の影響は大きいですね。前回03年の優勝時は甲子園に観戦に行って、チケット代や飲食代を合わせて1人あたり6000円ほどだったのが、今は1万1000円と約2倍。あとは、何しろ18年ぶりの優勝ですから、盛り上がり方が違う。たとえば、僕ら70代後半の世代は、今年優勝できんかったら生きている間に美酒を味わえないと思ってる人も多いと思いますから」
宮本名誉教授は3月に侍ジャパンのWBC優勝の経済効果を試算。その額は約654億3329万円だった。大谷翔平を中心に日本中を熱狂の渦に巻き込んだあの快挙を上回る規模だが、仮にCSを勝ち抜いて日本シリーズ制覇まで駆け上がった場合は、その額は900億円超に達する可能性もあるという。
日本一なら1985年以来38年ぶり、球団史上2度目の快挙。日本経済に刺激を与えるためにも、阪神は負けられない。