ボートレース下関PGⅠ「第10回ヤングダービー」19日から開催
8回目ラストチャンスに燃える上條暢嵩
ボートレース下関で19日(火)から24日(日)までプレミアムGⅠ「第10回ヤングダービー」が開催されるぞ。
出場資格は当年9月1日時点で満30歳未満の選手、前年度の優勝者、GⅢイースタンヤングもしくはウエスタンヤングの優勝者、そして選考期間中の勝率上位者。フレッシュな若手レーサーのナンバーワンを決める大会だ。
優勝候補筆頭には上條暢嵩(大阪)を推す。この舞台には8回目の出場で、年齢的に最後の戴冠チャンスとなる。全国屈指のハイレベル支部で揉まれ、2019年の当地ダイヤモンドCでGⅠ初制覇。そして昨年の大村SGクラシックでも優出②着と、このメンバーでは実績も1枚上手だ。
地元勢では佐々木完太(山口)から目が離せない。最近はA級に定着し、昨年5月の大村GⅡモーターボート誕生祭で念願の重賞優勝。「SGに出場するため優出以上が欲しい」と、頂点をしっかり見据えている。
初日ドリーム戦の1号艇に座るのは、今年の常滑GⅢイースタンヤングを制した関浩哉(群馬)。SG戦線で磨いたターン技術は世代トップクラスと評され、昨年の津記念でGⅠのタイトルをゲット。18年浜名湖大会以来、史上初となる2度目のヤングダービー王に虎視眈々と牙を研いでいる。
ほかに当地3勝の仲谷颯仁(福岡)、同2勝の大山千広(福岡)といった水面巧者も無視できない。ヤング戦士たちの熱戦を心ゆくまで堪能しよう。
■第10回ヤングダービー(ボートレース下関)