虎戦士たちを待つ超バラ色のオフ!18年ぶりV、CSファイナルS主催で球団純利益は20億円超
阪神は12球団で最も選手のウケがいい球団。選手会が今年発表した日本人選手の平均年俸は4345万円で7位だったが、選手対象の年俸に関する満足度アンケートで、5段階評価の上位2項目「満足」「大きく満足」を選んだ合計は60%で1位だった。
「優勝した今年は年俸アップが見込める上に、阪神はFA補強を封印する方針。主に現有戦力の底上げによって連覇を目指す以上、今いる選手たちに頑張ってもらう必要がありますから」(同)
■「10勝トリオ」は大幅昇給が期待
大幅昇給が見込めるのは、投手は「10勝トリオ」の村上(750万円)、大竹(2000万円)、伊藤将(8000万円)。野手も岡田監督の発案で四球査定(1ポイントから1.2ポイントに増やし、七回以降の四球は安打と同等)が導入されたため、プラスアルファの恩恵も受けられそうだ。
「今季リーグトップの99四球だった大山は、全試合で4番を担い、打率.288、19本塁打、78打点で、最高出塁率(.403)のタイトルを獲得。1.3億円から倍増の2.6億円がスタートラインでしょう。67四球の近本も打率.285、8本塁打、54打点の好成績。死球による離脱があったものの、2年連続で盗塁王になりましたし、今季1.7億円から3億円の攻防になる。最多安打(164)を取った中野(57四球=7000万円)は倍増が確実で、チームトップの24本塁打、92打点をマークした佐藤輝(54四球=8500万円)も1.5億円に到達する可能性はある」(同)
選手はフトコロが温まるどころか、やけどするかもしれない。