渋野日向子は米ツアー来季シードへ崖っぷち 同組の山下美夢有と「3年で立場逆転」の重圧

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安定感抜群の山下美夢有に気後れしないか

 ところが、今の山下は当時とは別人だ。昨季は5勝し、平均ストロークは日本勢初の60台をマーク。メルセデスランクトップで年間女王に輝いた。今季もすでに4勝し、通算10勝。生涯獲得賞金は22歳81日にして5億円を超え、ツアー最短記録を更新した。

 前出の関係者が言う。

「山下は平均飛距離こそ61位(236.69ヤード)だが、他のスタッツはトップや3位以内がズラリ。平均ストロークも唯一の60台でライバルを圧倒している。今年の会場は池が絡むホールもあるものの、基本は両サイドに樹木が並ぶ典型的な林間コース。20年は3日間大会で申ジエが19アンダーで優勝。飛距離が劣る選手でも正確なショットで上位争いができる。山下はフェアウエーキープ率(79.0845%)2位、パーオン率(73.9104)4位、パーオンしたホールの平均パット数(1.7190)1位でバーディー数(398)も2位。グリーンに乗せればバーディーが取れるし、外してもリカバリー率(69.6471%)2位ですから攻めのゴルフでバーディーを量産しつつも、安定感は抜群です。渋野は来季のシード権取りにはポイントランキング80位がマスト。今はシード権のことが頭から離れず、プレーに集中できていない印象です。ショットが不安定でグリーンに乗せても難しいラインばかりでパットも入らない。山下のゴルフに気後れしなければいいのですが」

 主戦場は違えど3年前とは立場逆転だ。

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