日大上層部で泥沼訴訟バトル…大学新聞は「学生ファーストではなく自分ファースト」と痛烈批判
《いい加減にしてほしい》《まったく学生のことを考えてない》《辞めろというなら辞めてやるよ。でも、納得していないから訴えるって。いつまでガキのけんかを続ける気なのか?》……。ネット上には、現役の学生やOBとみられる人からの怒りの声が溢れている。
アメリカンフットボール部員の違法薬物事件が発覚した日本大学(東京)で、上層部による泥沼と言ってもいい訴訟バトルが勃発した。27日、澤田康広副学長(59)が林真理子理事長(69)に対して1000万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こした、と報じられたのだ。
澤田氏側は薬物事件の対応をめぐり、林理事長が澤田氏に対して理事長室で発した「警視庁による澤田氏への捜査が進んでいる」といった発言や、合理的な説明をせずに理事会などの出席禁止命令を出した行為が「故意に相手をおとしめる違法なパワハラ」などと訴えているという。
裁判の行方は今後の展開として、現役学生にとってはこれ以上、「日大ブランド」が損なわれることになりかねない事態が続くことにうんざりしているようだ。