オリックス福良淳一GM「“間に合わせ”じゃなくて自分たちで育てた選手を軸にする」
「むやみに補強はしませんが、適材適所というか、どこのポジションが足りないかということですよね。昨年1年を見ていて、今年は得点力を上げたいことと、外野のポジションがなかなか決まらなかったので。(西川は)天才的なバットコントロールを持っていて、打撃の技術はかなり高い。チャンスメークにもポイントゲッターにもなれる。若手のいい教材になります。チームを長期的に見て、どれだけ競争させるかということです」
■チームを長期的に見てバランス重視
──補強といえば、かつては巨人、今はソフトバンクがかなり資金を使う。意識はしますか?
「そうですね。うちはチームを長期的に見てバランスを重視します。“間に合わせ”じゃなくて、基本的に自分たちで育てた選手を軸にしたいというのはあります」
──22年オフは吉田正尚(30)、このオフは山本と投打の主力が相次いでメジャーへ移籍した。
「きつい、厳しいですけど、育成選手も含めて若手にチャンスが巡ってくると考えるようにしています」