大谷翔平の野望「世界一」を阻む落とし穴…ドジャース補強ラッシュでアキレス腱が浮き彫り
大谷翔平(29)擁するドジャースの補強に終わりは見えない。
ともに左腕エースでFAになったカーショー(35)とウリアス(27)の穴を埋めるべく、2021年までドジャース一筋、通算420セーブをマークしているレッドソックスのケンリー・ジャンセン(36)の獲得を視野に入れているという。
そんな姿勢から透けて見えるドジャースの「弱点」について詳しく報じていく。(【前編】からつづく)
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カーショーは昨年11月に左肩を手術。
自身のインスタグラムに「夏には復帰したい」とつづったように、今季開幕には間に合わない。全盛期を過ぎたベテランということもあってドジャースは現時点で再契約をしていないが、そのカーショーに関してゴームズGMは4日、「再契約する可能性は残っている」と話したという。
ジャンセンをトレードで獲得できる保証はどこにもないし、カーショーには投手陣のまとめ役を期待しているのかもしれない。逆に言えば、ジャンセンしかり、カーショーしかり、ドジャースのフロントは寄せ集めの投手陣に精神的な支柱がいない点を危惧していることになる。大物を取りまくってもまだ補強が必要ということこそ、ドジャースのウイークポイントではないか。