ドジャース大谷の実戦復帰「先送り」は吉か凶か? オープン戦で打席数を稼げず開幕の恐れ
ドジャース・大谷翔平(29)が移籍後初の実戦で第1号を放った。
日本時間20日、キャンプ地アリゾナ州グレンデールで初めて実戦形式の打撃練習であるライブBPに臨み、2打数1安打、1四球、1三振。首脳陣や同僚の山本由伸(25)の他、昨季までエンゼルスを指揮したフィル・ネビン氏が見守る中、3人の投手と対戦。元広島の右腕フレージャーから四球を選ぶと、救援右腕トライネンの初球に手を出し、左足に自打球。打席で苦悶の表情を見せたが、何事もなかったかのように打席に立ち、空振り三振に倒れた。
大谷がチーム関係者、ファンの度肝を抜いたのが第3打席だった。
中継ぎ右腕ファイアライゼンに対し、フルカウントからの甘く入った変化球を捉え、中堅右横にライナーで叩き込む推定飛距離125メートルの一発を放った。移籍後、初アーチを献上したファイアライゼンは練習後、日米のメディアに囲まれ「彼が健康で、しっかりとスイングして本塁打を打つのを見ることができた。ショウヘイはパワーがあるので、打たれた瞬間、入ったなと思った」と振り返った。