初実戦で2回を完全投! 西武ドラ1武内夏暉の適応力は練習前1時間のルーティンにあり
3球団競合の末、西武に入団したドラフト1位の武内夏暉(22)が昨22日、実戦初登板となる紅白戦に先発。先頭打者の長谷川をセンターフライに打ち取ると、その後の5人を内野ゴロに打ち取り、2回をパーフェクトピッチング。素材の良さをアピールした。
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順調なスタートを切った武内はこう話す。
「光成さん(高橋=27)や平井さん(克典=32)はキャンプ中でも朝からウエートトレーニングをしていて、すごく体に気を使っている。そういったところにプロの意識の違いを感じましたし、僕も準備をしっかりしようと。大学の時から練習前のストレッチには30分くらい時間をかけていましたが、今では1時間くらいかけて取り組んでいます。チューブトレーニングで体に刺激を入れたり、筋膜ローラーで全身をほぐしてケガを予防したり、特に股関節や肩甲骨は可動域を広げるために重点的にストレッチしています。キャンプの疲労もありますが、やはりいい状態で練習に臨みたい。朝の時間もうまく使えて、いい状態で練習に取り組めてます」