「コーチの助言を忠実に実行した話は聞かない」プロ入り後も今も揺らがぬ打撃の軸
「とにかく打つことにかけては、高卒ながら即戦力だった。驚いたのはスランプが極端に短かったこと。コーチの助言にはニコニコしながら“ハイ”ってうなずくんだけど、おそらく右から左に聞き流してたんじゃないかなぁ(笑)。コーチの助言を忠実に実行したって話は聞いたことがないから」とは日本ハムOB。
あくまでも父親の教えをベースに、自分で考えて対処したようだ。
打撃に関してはメジャー移籍後も比較的順調だった。1年目のオープン戦で打率.125とドツボにはまり、いてもたってもいられずに同じアリゾナでキャンプを送るイチローのもとを訪ねたことくらい。動く速球に対応するため、右足をほとんど上げない打撃フォームに変えて対応した。(つづく)
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