「五輪本番までに下から(アンダーハンドストローク)のクオリティーを向上させる必要があります。リターンが狙った位置よりも数センチでも上にいけば、相手にハードスマッシュのチャンスを与えることになるからです。本人も、そのクオリティーがまだ低いと感じているようなので、中国ペアに対抗するためにもミリ単位での精度向上がカギになります」(早川監督)
前回の東京五輪では金メダルを有力視されながら、まさかの銅に終わった。所属企業の先輩で16年リオ五輪女子ダブルスを制した高橋、松友ペアに続く金メダルを獲得にするには、ミリ単位の攻防を制するしかない。