大谷「腰の張り」で2度目の欠場も…今季初の体調不良がドジャースにも本人にもプラスなワケ
二刀流フル回転のエンゼルス時代との違い
大谷が無休でプレーすれば、とてつもない数字を残すのは想像に難くない。しかし、仮に大谷が三冠王を獲得したとしても、他の主力がDHを使えず疲れをためたり、守備で足を引っ張り続けたりするようなら、チームとしてマイナスになってしまうのだ。
休みながらプレーすることは本人にとってもプラスだろう。
そもそも大谷は毎日、試合に出てプレーするのが当然だと考えている。野手に専念せざるを得ない今季はなおさらだ。
エンゼルス時代は、投打の二刀流としてフル回転した。昨年の日本時間7月28日、タイガースとのダブルヘッダー第1試合は打席に立ちながらメジャー初の完封勝利。45分後にスタートした第2試合では2本塁打。2本目の直後にはけいれんを起こし、途中交代を余儀なくされたほど。首脳陣が休養を勧めてもクビをタテに振らず、試合に出続けたことが自身2度目の右肘手術や右脇腹痛による離脱につながった。
しかし、11年連続でプレーオフに進出しているドジャースは、自分以外のスターがトラウト(32)ひとりで、在籍した6年間すべて負け越したエンゼルスとは異なる。自分の立ち位置も起用法も変わるわけで、首脳陣から休めと言われ、それがチームのためであれば従うしかない。無理をせず、適度な休養をはさみながらプレーすることは、結果として本人のためにもなるに違いない。
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そんな大谷を待ち受けているのは、元通訳・水原一平被告による「暴露本出版」ではないか。水原被告はウラで大谷の口座からカネを盗み出すだけではなく、歯科治療費までネコババしていたことが露呈している。周囲からは「(水原被告は)お金のためなら何をやっても不思議ではない」という声も聞こえていてーー。
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