大谷を襲う「申告敬遠禍」…不動のリードオフマン離脱は本塁打王争いの行方にも影響必至
今季はドジャースの強力打線の恩恵もあって、ここまでわずか1個と昨季までと比べて極端に少ないが、ベッツの離脱で状況は一変。ベッツに代わって1番を打つ大谷から、スミス、フリーマンと続く打線は強力ではあるものの、この2人は心もとないところもある。
走者一塁の場面では、スミスが打率.208、5併殺、フリーマンが同.226、6併殺と振るわないからだ。特にスミスは捕手の激務から夏場に調子を崩す傾向にあるだけに、相手バッテリーからすれば、あえて長打力のある大谷と勝負する必要はない。大谷を歩かせて、スミスとの勝負を選択するケースが増える可能性もある。
ライバルで3番を打つオズナの申告敬遠は大谷と並ぶ1個。4番に昨季、ナ・リーグ二冠(54本塁打、139打点)のマット・オルソンが控えているからで、今後も相手バッテリーから真っ向勝負を挑まれるケースは多いだろう。
申告敬遠が増えそうな大谷を尻目に、オズナが順調に本塁打を量産する可能性は十分にあり、本塁打王争いの行方にも影響しかねない。
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そんな大谷だが、日米での報じられ方には大きな違いがある。日本とはまったく異なり、米メディアによる近頃の大谷の評価は「いまひとつ」なのだ。いったいなぜか。
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