フェンシングの本場が認めた日本「五輪メダル常連国」入り 男子エペ団体は東京金に続く銀!

公開日: 更新日:

【パリ五輪】フェンシング男子エペ団体

 王者を決めるにふさわしい激闘だった。

 日本時間3日早朝に行われたハンガリーとの決勝。2大会連続の金メダルを狙った山田優、加納虹輝、小俣聖、見延和靖の日本は8セット目までリードを許す苦しい展開だったが、18ー20で迎えた最終9セット目にドラマが待っていた。

 アンカーは大会3日目に男子エペ個人で日本フェンシング界初の個人種目金メダルを獲得した加納。それまでの2試合で一度もリードを奪えなかったエースが金メダリストの底力を見せる。

 残り24秒で23ー24と1点差に迫り、試合終了寸前の残り6秒98で起死回生の同点ポイント。1分間の延長〝一本勝負〟で力尽きたものの、本場フランスのファンから大きな拍手と歓声を浴びた。

 男子エペ個人と女子フルーレ団体の銅メダルに続く今大会3回目の表彰台となる銀メダル。日本フェンシングは、世界が認める「メダル常連国」の仲間入りを果たした。

  ◇  ◇  ◇

 大会前に見延和靖は日刊ゲンダイに「気持ちの面で山あり谷ありの3年間だった」と胸中を吐露。東京五輪で同種目金メダルを取ってからここまで、どのように過ごしてきたのか。「道を悟るきっかけとなった101歳からの金言」とは、いったいどのようなものだったのか。

●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    俳優・山口馬木也さん「藤田まことさんは『飲め、飲め』と息子のようにかわいがってくれた」

  2. 2

    前代未聞の壮絶不倫・当事者のひとりがまたも“謎の欠場”…関係者が語った「心配な変化」とは???

  3. 3

    テレ朝ナスD“経費横領&パワハラ処分”に「見せしめ」の声も…家族団らん投稿の美人料理家妻に同情集まる

  4. 4

    自信なくされたら困るから? 巨人・田中将大がカブス戦登板「緊急回避」の裏側

  5. 5

    東原亜希の“黒帯バスローブ密会”乗り越えた「許す力」は佐々木希以上? 経済的自立も目指す強心臓とたくましさ

  1. 6

    料理研究家の森崎友紀 “本業”専念も恋愛は「年も年なので」

  2. 7

    兵庫県パワハラ知事に残った選択肢は「議会解散」のみ…多数派工作で延命図るか?味方は“情報漏洩3人組”のみ

  3. 8

    あす旧統一教会に解散命令か? N国党に急接近の不気味、タダでは転ばない悪あがき

  4. 9

    巨人の“アキレス腱”は絶対的セットアッパーが使えないこと…新助っ人キャベッジで外国人枠「満員」

  5. 10

    佐々木希が「芸能人格付けチェック」で"地雷キャラ"といじられ…夫・渡部建を捨てないもう1つの理由