フェンシングの本場が認めた日本「五輪メダル常連国」入り 男子エペ団体は東京金に続く銀!
【パリ五輪】フェンシング男子エペ団体
王者を決めるにふさわしい激闘だった。
日本時間3日早朝に行われたハンガリーとの決勝。2大会連続の金メダルを狙った山田優、加納虹輝、小俣聖、見延和靖の日本は8セット目までリードを許す苦しい展開だったが、18ー20で迎えた最終9セット目にドラマが待っていた。
アンカーは大会3日目に男子エペ個人で日本フェンシング界初の個人種目金メダルを獲得した加納。それまでの2試合で一度もリードを奪えなかったエースが金メダリストの底力を見せる。
残り24秒で23ー24と1点差に迫り、試合終了寸前の残り6秒98で起死回生の同点ポイント。1分間の延長〝一本勝負〟で力尽きたものの、本場フランスのファンから大きな拍手と歓声を浴びた。
男子エペ個人と女子フルーレ団体の銅メダルに続く今大会3回目の表彰台となる銀メダル。日本フェンシングは、世界が認める「メダル常連国」の仲間入りを果たした。
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大会前に見延和靖は日刊ゲンダイに「気持ちの面で山あり谷ありの3年間だった」と胸中を吐露。東京五輪で同種目金メダルを取ってからここまで、どのように過ごしてきたのか。「道を悟るきっかけとなった101歳からの金言」とは、いったいどのようなものだったのか。
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