巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

公開日: 更新日:

 おまけに2年前のドラフト1位・浅野の台頭が原前監督のモヤモヤを増幅させているようだ。

「22年のドラフト1位は、当時編成面でもトップだった原監督の意向で浅野に決定した。高校生外野手の1位は異例で反対する声もある中、全権だから誰も逆らえなかった。今となっては、高卒2年目で5番打者。岡本を1位指名したのも原監督の意向で、最後まで『オレが見つけた』と言ってました。そもそも3年契約の2年目なのに、2年連続4位の低迷の責任を取るということで、球団に肩たたきされた事実上の“解任”。本来なら集大成は今年で、辞める気なんてさらさらなかったんですから。“慎之助よ、おいしいところを持っていきやがって”といったところでしょう」(同)

 とはいえ、である。その前の原第2次政権が終わった15年は真逆だった。さる球界関係者の話。

「現監督の阿部ら主力が高齢化していて、戦力的に落ち目なのは明らかだった。加えて、この年に発覚した巨人選手による野球賭博事件の後始末を全て次の高橋由伸監督に丸投げ。由伸監督が16年から3年間で一度も勝てなかったのは、立つ鳥が跡を濁しまくった原監督の罪だといわれた。やっと岡本らが育ってきたと思ったら3年で由伸から監督の座を取り上げて19年にリーグ優勝。由伸監督だってあの時は、同じことを思ったはずです」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    中日「ポスト立浪」に浮上する“第3の男” 侍J井端弘和監督、井上一樹二軍監督の名前が挙がるが…

  2. 2

    真田広之「エミー賞主演男優賞」快挙でようやく“上書き”される…葉月里緒奈との泥沼不倫劇

  3. 3

    小泉進次郎氏のトンチンカンが止まらない!「大学に行くのがすべてではない」「改憲はファストパス」まで飛び出す始末

  4. 4

    自己最多47号の大谷“独り勝ち”まである…防御率「30球団中26位」投壊ドジャースを襲うポストシーズン敗退危機

  5. 5

    一門親方衆が口を揃える大の里の“問題” 「まずは稽古」「そのためにも稽古」「まだまだ足りない稽古」

  1. 6

    巨人・大城に国内FA権「行使熟考説」…阿部監督がボロクソ批判も他球団は「お値ごろ捕手」に興味津々

  2. 7

    コメンテーター「早口すぎて何を言っているのか聞き取れない」ワースト5はこの人たちだ

  3. 8

    高市早苗氏の猛追に旧統一教会が見え隠れ…熱心な信者がXで「サナエ一択」を大拡散

  4. 9

    中日・根尾昂に投打で「限界説」…一軍復帰登板の大炎上で突きつけられた厳しい現実

  5. 10

    高松商・浅野翔吾“清原超え”でスカウトこぞってドラ1評価!「走る筋肉ダルマ」の心技体