大谷の「左肩亜脱臼」症状は改善… 重症化&手術のリスク押してWS第3戦に強行出場へ

公開日: 更新日:

 熱望する世界一に向けて「欠場」という選択肢はないのかもしれない。

 ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は日本時間28日、あす29日のワールドシリーズ(WS)第3戦に向けて敵地ニューヨークのヤンキースタジアムで会見。27日の第2戦(ロサンゼルス)で左肩を亜脱臼した大谷翔平(30)について「精密検査の結果はドクターや医療スタッフが検討している」と説明。「ショウヘイは状態が改善していると言っている。練習してどう感じるか。素振りやケージで打って確かめる」と話した。

 通常通り練習を行うそうで「彼は自分自身の体に関してよくわかっている。もし、彼が体調に問題ないと考えるなら、出場しない理由はない」と、第3戦で起用する方針を示した。

 大谷は前日のヤンキース戦の七回に盗塁を試みて滑り込んだ際、左手をついて悶絶。トレーナーには脱臼の症状を訴え、交代した。指揮官は試合後、「(肩の)筋力や可動域に問題はない。今夜かあすに精密検査を受けるが、詳細が判明するまで2~3日はかかる」と説明していた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…