ヤンキースWS連敗も…ブーン監督に新たに「複数年契約」の仰天情報 《運命共同体のGM》が後ろ盾
「ワールドシリーズに駒を進めたのは、実に15年ぶりです。ヤンキースはオプションを行使するどころか、ブーン監督の複数年契約も視野に入れています」と、特派員のひとりがこう続ける。
「後ろ盾のキャッシュマンGM(57)とはツーカーというか、運命共同体のような間柄ですからね。昨年のようにプレーオフ進出を逃したり、プレーオフに出ても早々と敗れたりしたときも、ニューヨークメディアは“2人セットで解任しろ”という論調でした。ブーン監督はフロント主導の戦術、選手起用に忠実で、キャッシュマンGMにとって御しやすい指揮官なのです。つまりブーン監督の戦術や選手起用がおかしいとすれば、現場を統括するキャッシュマンGMに問題があるということになりかねない。それだけは避けたいでしょうからね。17年にリーグ優勝決定シリーズに進出しながらオフに再契約を見送られたジラルディ前監督のように、契約内容でモメるようなことがない限り、来季以降も安泰でしょう」
ブーン監督は選手の士気を鼓舞することに長けていて、退場もいとわない。「簡単ではないが、やり返すチャンスはまだ、残っている。長いシリーズにしなければならないし、やり続けるしかない」と指揮官が言うヤンキースの逆襲はあるのか──。