甲斐拓也だけじゃない!補強に目の色変えた阿部巨人が狙うソフトB「Cランク右腕」の名前
巨人の先発投手陣の「強化」が始まった。
阿部慎之助監督(45)が10月31日の秋季練習中、ブルペンで投げ込んでいた西舘勇陽に対し、投球フォームを指導。「先発で1年間やってもらいたいというのは、こっちの願い」と来季は先発として起用する方針を明かした。
ドラ1ルーキーの西舘は今季、主にリリーフとして28試合に登板し、1勝3敗1セーブ20ホールド、防御率3.82。開幕当初は勝ちパターンのセットアッパーとして奮闘し、夏場からは先発に転向した。
今季15勝3敗の菅野智之がメジャー挑戦の意向で、先発の穴埋め、後釜探しは今オフの最重要課題となっている。さる巨人OBがこう言った。
「だから先月末に行われたドラフト1位は、即戦力左腕の金丸(関大=中日1位)を指名したが、阿部監督がクジ引きを外すと、外れ1位は花咲徳栄の遊撃手・石塚に乗り換えた。結局、即戦力投手は5位の宮原(東海大静岡)のみ。先発投手はドラフトより補強で補うようです」
狙うは今季FA権を取得したソフトバンクの石川柊太(32)だ。