MLBが「国際ドラフト構想」でひっそり進める日本のアマ選手「青田買い」のシナリオ

公開日: 更新日:

 メジャーのオーナー会議が、あす(日本時間20日)ニューヨークで開幕する。

 各球団のミリオネア、ビリオネアが一堂に介する同会議は主にMLBの決議事項の審査、承認が主な役割だが、オーナー側から議題が提出されることもある。

 複数の米メディアによれば今回、経営者サイドが提案するとみられているのが、ドラフト対象国を現行の米国、カナダ、プエルトリコ以外の国・地域に拡大する「インターナショナル・ドラフト」の開催だという。

 開幕直前の3月まで紛糾した2023年の労使交渉ではオーナー側と選手会側で最後まで折り合いが付かなかったが、現在もMLBのワーキンググループが継続して審議している。

 現行のドラフト制度でドミニカ共和国を中心とした中南米諸国出身選手を獲得する際、上限が定められているとはいえ、若手有望株は契約金が高止まり。ここにきて、パドレスが年齢を詐称したドミニカ出身選手と約4億5000万円で契約したことが明らかになるなど、依然として裏では詐欺師のようなブローカーが暗躍している。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    自信なくされたら困るから? 巨人・田中将大がカブス戦登板「緊急回避」の裏側

  2. 2

    ニデック永守重信会長の堪忍袋の緒が切れる? 「売上高4兆円」達成に不可欠な牧野フライスの買収が難航中

  3. 3

    巨人・田中将大の早期二軍落ちに現実味…DeNA二軍の「マー君攻略法」にさえなす術なし

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    茨城県知事の異常な県政を朝日も毎日も報じない不思議…職員13人が自殺?重大事件じゃないか!

  1. 6

    立憲民主党の凋落は自民党以上に深刻…参院選改選組が国民民主党に露骨なスリ寄り

  2. 7

    小芝風花&松坂桃李は勝ち組、清野菜名は貧乏クジ…今期ドラマ「トップコート」所属俳優の泣き笑い

  3. 8

    阿部寛「滑舌問題」はクリアできそうだが…新日曜劇場『キャスター』で国民的俳優が試される“唯一の心配事”

  4. 9

    浜田雅功の休養の裏で着々と進む松本人志との"今夏ダウンダウン完全復帰計画"…プラットフォームに本腰

  5. 10

    誰トク?広がる地方私大の公立化…見送られた千葉科学大は「加計学園」が運営撤退も大学存続