巨人1位・石塚裕惺 野球好きの両親が施した多種多様な「英才教育」…体操、水泳、英語、トロンボーンにソロバン
チーム内の激しい競争を勝ち抜き、3年夏は「4番・遊撃」として県大会で打率.426、1本塁打をマークし、甲子園に出場。初戦の新潟産大付戦で惜敗したものの、先制点の足掛かりとなるチーム初安打を放つと、そのまま盗塁を成功。聖地で爪痕を残し、巨人から1位指名を受けた。
幼いころから積み重ねてきた多彩な経験が、大観衆が見守る中で発揮される日が待ち遠しい。
▽石塚裕惺(いしづか・ゆうせい)2006年4月6日、千葉県八千代市生まれ。幼稚園から野球を始め、体操も習ってはいたが意外にも逆上がりが苦手だった。勝田ハニーズでは千葉ロッテジュニアに選抜。佐倉シニアで全国デビュー。花咲徳栄(埼玉)の3年夏に甲子園を経験した。石塚家の正月の恒例行事は親戚との野球練習。好きな食べ物は焼き鳥。右投げ右打ち。身長181センチ、体重82キロ。