石川遼は優勝が絶対条件 最終日の難関18番ホールで逆転賞金王のドラマは生まれるか
この名物ホール、最終日のピン位置は毎年「右手前」と決まっている。手前10ヤード、右4から5ヤード。ピンより奥は禁物なのでグリーン手前か右下に外す選手が多い。右下からのアプローチは下り傾斜を「計算」してピンより3メートル前後も右へ打ち出さなければならず、グリーンを外せばピンに寄せることさえ難しい。
今年は賞金ランクトップの平田憲聖(24)から6位の石川遼(33)まで6人の選手に賞金王の可能性が残る。3位以下は優勝が不可欠。石川の大逆転は、優勝かつトップの平田が単独2位以下という厳しい条件がつく。
2日目が終わって首位は通算9アンダーの中島啓太(24)と片岡尚之(26)。平田は通算2アンダー10位タイ。石川は通算3オーバー25位タイでは大逆転は絶望的だが、賞金ランク2位の金谷拓実(26)は通算4アンダー4位タイにいる。平田とは約288万円差なら、最終日に難関ホールで逆転ドラマを生む可能性はある。
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国内男子ツアーは世界的な評価だけではなく、人気低迷ぶりも悲惨の一言に尽きる。日程は虫食い状態で録画放送がはびこり、コースは低レベル。なぜこんな事態に陥ったのか。いったい誰が「元凶」なのか。
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